「早く勉強しなさい!」はもう限界?桜修館・難関校に合格する子どもの家庭で実践されている『3つの声かけ』
こんにちは、岩崎です!
「都立桜修館中学・都立新宿高校・明大付世田谷高校 受験専門塾 セルモ目黒本部教室」の教室長を務めています。
早速ですが、こんなお悩みはありませんか?
「毎日毎日『早く勉強しなさい!』と言い続けるのに疲れてしまいました……」
「言えばやるけど、言わないといつまでもスマホを見ていて……」
……わかります。痛いほどわかります!我が子の将来を思えばこそ、つい口を出してしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。
「早く勉強しなさい」と言って、子どもが「はい!今すぐ喜んでやります!」と目を輝かせたこと、過去に一度でもありましたか?
ええ、そうですよね、ないですよね。そうなんです。効果、ないんですそれ。
この「早くやりなさい」は、子を想う親心ですが、実は子どもの「自立」を最も遠ざけてしまう言葉でもあるのです。
効果がない上に自立を遠ざけるのに、これからもそれ、言い続けますか?
私たちが専門としている都立桜修館や新宿高校をはじめとする人気校・難関校。
ここを突破していく生徒たちは、例外なく「自分で自分の学習をコントロールする力」を持っています。
では、そういった生徒たちのご家庭では、普段どんなコミュニケーションをとっているのでしょうか?
今回は、自立を促し、本当の実力を育てる『3つの声かけ』をご紹介します。
1.「いつやるの?」ではなく「今日は何時から始める予定?」
「早くやりなさい」は親からの「命令」です。命令で動いているうちは、入試本番という極限状態でのプレッシャーに勝てません。
以前にも成績が伸びる子の共通点として「時間を守る」ことを挙げました。
これは単なるマナーの話ではなく、「決められた時間の中で、自分の行動をコントロールする」という自立の第一歩です。
「今日は何時から始める?」と問いかけ、子ども自身に宣言させてみてください。自分で決めた約束だからこそ、机に向かう動機が生まれます。
2.「どうして間違えたの!」ではなく「どうやって考えたのか教えて?」
テストの点数やバツの数を見ると、つい口出ししたくなりますよね。しかし、ここで責めてしまうと、子どもは「怒られないための言い訳」を探すようになります。
こちらも以前に、「成績を伸ばすには『暗記』から『思考』への転換が必要」とお伝えしました。
間違えた問題こそが、思考力を鍛える最大のチャンスです。
「この問題、どこまでわかって、どこで迷ったの?教えてほしい。説明してみて?」
と聞いてあげてください。
「ノートを書く」ことの重要性もお話ししましたが、「なぜそうなるのか」を自分の言葉で論理立てて説明させること。
これが、適性検査や難関校で求められる『表現力』と『記述力』を育てる最高の学習になります。
3.「できた結果」ではなく「当たり前のプロセス」を認める
小テスト・定期テスト・模試の結果が良かったときだけ褒めていませんか?
実は、子どもが一番見てほしいのは「結果」ではなく「頑張っている姿」です。
「わかった」を「できた」に変えていくのは、誰に見られていなくても一人で机に向かい、宿題に取り組むという当たり前の積み重ねです。
「今日も自分で決めた時間から机に向かえてるね」
「毎日コツコツ頑張っていて頼もしいよ」
特別な才能ではなく、「当たり前のことを当たり前にやる」姿を認めてあげてください。
その承認が、入試を乗り切る「折れない自信」へと繋がります。
褒めるのも良いですが「承認」をうまく取り入れましょう。
■まとめ
いかがでしょうか。
「頭ではわかっているけれど、いざ我が子を目の前にすると、つい感情的になってガミガミ言ってしまうんです…」
そうですよね、それが親心というものです。
ご家庭だけで全てを完璧にコントロールする必要なんてありません。
ご家庭は、子どもが安心して失敗できる「ベースキャンプ」であってほしいと願っています。
「いつまでに何をやるべきか」という学習のペースメイクや、時に厳しいプロとしての指導は、私たちにお任せください。
ご家庭と塾、この両輪がうまく噛み合ったとき、子どもたちは見違えるように成長していきます。
家庭だけでなく、学校だけでなく、わたしたちも子どもたちの育成に参加したいと思っています。
子どもたちの「自立」に向けて、私たちにも伴走させてもらえるとありがたいです。