「都立中受験は小6からで大丈夫!?」桜修館合格を目指すなら『小学4年生』からスタートが良い理由
こんにちは、岩崎です!
「都立桜修館中学・都立新宿高校・明大付世田谷高校 受験専門塾 セルモ目黒本部教室」の教室長を務めています。
暑くなるのかと思えば寒いようなときもあり、服装に困りますね。
教室でも冷房を入れたり暖房を入れたりとこまめに温度調整をしています。
学習に集中できる環境を用意して生徒たちを待っています!
さて、今回は毎年たくさんのご相談をいただく「桜修館中等教育学校」の受検について、少し厳しい、けれども絶対に知っておいていただきたい「現実」をお話しします。
面談をしていると、保護者様からこんなお声をよく頂きます。
「都立中は私立みたいに詰め込み(暗記)の問題は出ないんですよね?」
「小学校の勉強ができていれば合格できるんですよね?」
「だから、小6になってから過去問対策を始めれば間に合いますよね?」
↑これ、結論から申し上げます。
桜修館への合格を本気で目指すなら、「小6からのスタート」では遅いです。
私たちは、桜修館を目指すなら「小学4年生からのスタート」を推奨しています。
「えー!都立中受験なのにそんなに早くから!?」と驚かれるかもしれませんね。
なぜ、小4から始めなければならないのか。理由は明確です。
桜修館の入試(適性検査)で求められるのは、確かに「暗記した知識の量」ではありません。では何かというと、「正解がひとつではない問いを正しく解釈し、論理的に考え、文章で表現する力」です。
例えば「適性検査Ⅰ(作文)」は、単なる読書感想文ではありません。文章から出題者の意図を読み取る読解力や、抽象的なテーマと結びつけて論理を展開する思考力、さらにはそれを他者にわかるよう説明する表現力が求められます。
そして「適性検査Ⅱ」では「日常生活からの数的処理」「資料・データを読み取る」「初めて見る実験・観察からの考察」といった総合的な力を必要とされる問題たちが待っています。
この「論理的思考力」や「読解・思考・判断・表現の力」は、小6になってから「手っ取り早く」「簡単に」は身につきにくい。なぜならこういった力は、日々の積み重ねで培っていくものだからです。
そして、人間の脳が「具体的なもの(計算や漢字)」から「抽象的なもの(概念や論理)」を理解できるようになる第一転換期が、まさに『10歳の壁』と呼ばれる小学4年生の時期なのです。
中学生になったときにもこの壁がやってくることは、前回のブログでお話ししました。つまり、小学生の間にこの「抽象化」を乗り越えておけば、中学生になってからも困りません!
脳が劇的に成長する小4のゴールデンタイムに、「なぜそうなるのか?」「自分はどう思うのか?」を問う学習習慣を与えられるかどうか。これが、「適性検査への対応力」へと繋がっていくのです。
小6になってから「さあ、論理的に考えよう!自分の意見を400字で書こう!」と言われ、短期間でできるようになる子は多くありません。
セルモ目黒本部教室では、思考が柔軟な小4の段階から少しずつ、そして確実に「考える習慣」と「表現する土台」を積み上げていきます。
また、余裕のある時期だからこそ、一生モノの「考える力」をじっくり育てることができるのです。
「受験のため」だけでなく、「より良い成長のため」に、小4からの適性検査対策を強くおすすめいたします。